弁理士とは

 弁理士とは、知的財産法(特許法、実用新案法、商標法、意匠法、著作権法など)に関する法律相談や出願手続きのエキスパートです。

 私は、これまで特許法と商標法の分野を主に担当してまいりました。簡単ではございますが、弁理士について紹介させていただきます。

どんなときに、
弁理士に仕事を依頼するの? Request

 一言で言えば、
「第三者に摸倣されたくないビジネスツールがあるとき」です。

 お客さまのビジネスツールについて、技術的に特徴があれば「特許」や「実用新案」として保護し、デザインとして特徴があれば「意匠」として保護します。
 また、そのビジネスツールが屋号やロゴなど、ご自身のビジネスと第三者のビジネスの異なる箇所を識別する為のものであれば「商標」として保護します。

 具体例として、一例を挙げさせていただきます。

 私の職場近くには、ご贔屓にさせていただいている、とある弁当販売を営む店舗があります。その店舗は、昨今コロナ禍の影響を受けて売上が低迷し、それを打開するために、弁当販売をオンラインサイト上に展開することに活路を見い出しました。

 オンラインサイト上で他店との差別化を図るには、インパクトのある屋号やロゴにすることが重要になります。そして、オンラインサイト上の屋号やロゴというのは、対面販売に比べて摸倣されるケースが多くあります。

 周囲からその助言を聞いた弁当屋の店主から私に相談があり、「屋号やロゴを商標として保護したい」と、依頼をお受けしました。

 その後、従業員を増員するなど、順調に事業が回復しているようで、私としましては、その一助となれたことを嬉しく思っています。

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川條英明
弁理士としてのモットー Motto

①お客様と共鳴します
 私の所属している特許事務所の名称にも使用している “sonare” は、イタリア語で <鳴り響く> <楽器を奏する> という意味があります。
 お客様の相談は、一つとして同じものがありません。従いまして、私は、お客様とのコミュニケーションを大事にし、お互いの知見を掛け合わせた相乗効果をもって、最適なソリューションの提供を心がけております。

②仕事仲間を大切にします
 お客様の視点にたつと、相談の窓口になっている弁理士の対応が目立つかと思います。しかしながら、特許事務所のサービスの質は、バックヤードに居る事務方と弁理士との連携力で決まる、ものと考えております。
 従いまして、仕事仲間にも奉仕をし、連携力を高めて、質の良いサービスをお客様にお届けする、ことをモットーとしております。

③ご縁を大切にします
 有難いことに、私の引き受けるご依頼の多くが、私が直に面識を持っている方からのご依頼か、以前にご依頼いただいた方から受けたご紹介です。
 この仕事をしていますと、ささいな人間関係も大事なご縁だと痛感しており、そのご縁を大切にすることをモットーにしております。 

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